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モノカキブログ

日記兼更新記録。  最新更新分までのネタバレがあることはありますが、隠してありますので、どうぞご安心を。

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  • 04/18/20:01

宇宙の終わり

 こんにちは、皆様お元気でしょうか。
 私は暫く何にも書かない時期が続き、やっと少し書き始めました。そんなわけで近況報告も兼ねて日記……と思ったけど、あんまり近況でも何でもない日記かも知れません(笑)


 ここ半年ほど私宇宙ブームで、ついでに一昨日から、今度は宇宙の終わりブームがやってきてるんだけど、「宇宙の終わり」についてもいろんな説があるようです。
 有限であることは眼前の恐怖というような感じがあるけど、無限であることはもっとその先の深遠的な恐怖感がある。
 宇宙の終焉っていう、私の人生には絶対に関わってこないものを、ぞっとするほど恐ろしく思ったのは、私にとっての「無限」の否定だったんだと思う。
 宇宙って、私にとっては、「思いつく限りで、最も無限の時間を持っているもの」なんだろうと思う。それすら終わりがあるのかっていうのが、多分この恐怖感の根源だった。
 私はどこかで、輪廻転生とか魂の存在とかそういうものを信じてるんだと思います。それは、そのことが真実であるかどうかは関係なく、実はただの「無限や永続をを願う心」だと思うのね。それが、宇宙さえ終わるんだって現実と共に、無限の有限、或いは有限の絶対性を知ったような気がしたのかも。
 そういえば萩尾望都の「銀の三角」って、それがテーマだったのかな?昔読んだときはSFだとも思わずただ読んじゃって意味がわかってなかったんだけど。あれってよく考えたら、有限性と終焉の物語だよね。

 あと、モノカキ友達の梅原タロさんが、でもやっぱりその有限が天文学的有限でぼくらには無限の近似値としか思われないからちょっと安心して不安になれるあたりが宇宙の魅力なのかしらんって思ったり思わなかったり、と言ったのですが、私もそう思います。
 対岸の火事的な。安心して不安になれるもののことをロマンというのかしら。
 だって終末期の宇宙のことを思うと、胸がきゅんとする(笑)あと、有限ってなんて素晴らしいんだろうと思う。これが本心だ。

 宇宙って、身近な「無限性」の象徴だと思うんですけど、無限性がある限り、同じだけの大きさの「有限性」の象徴でもあるんだなと感じます。私もすごく、有限性を見せつけられてる気がして、怖い、と同時に安心するのです。
「絶対的な終焉への不安」への感情って、人間の根本にある何かを擽る、その絶対的な不安定さと太刀打ち不可能な完全に安定的な絶望感が、ロマンという感情そのものなのかも知れない、なんて思った。そんな話でした。
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