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まちがいはだれにでも
いやあ、間違いは誰にでもあるって言いますけど。
今日は群青のこと書いてたところをちょっと一通りざっと復習兼ねて(?)読み返してみてましたら、なんていうか、これだけチェックしてもまだ出てくる山のような誤字脱字誤文!
もうびっくりしちゃったのは、ウクライナがルシアンの東の方だとか書いてるのを見つけちゃって。西だろ、西。
何か私、右と左がわからない人みたいだなあ。
世界の地理に疎い私ですが、最近しょっちゅうウクライナ~ロシア地方、独立共同国家周辺の地図を見ていたので、今は合衆国よりあの周辺の方がまだ詳しいかも。
あと息子が、地図ブームで。国旗の本を読みながら、あの国は何処、この国は何処とやってるので、母もちょっとは詳しくなります。
息子は、今はブータンとウガンダに行きたいそうです。何故だ。しかも、今夏は沖縄に二週間程帰るのですが、四歳児の頭の中では、沖縄→飛行機乗る→遠く→きっと外国の近く、となってしまったらしく、「オレおきなわいったら、ぶーたんとうがんだにいくんだー」とか訳のわからんことを言ってます。
そして図書館の、ロシア周辺の資料一式はまだ誰かが借りておるようで、戻ってきておりません。うう。
貸し出し終わる前に、書き終わってしまいそうだ。別の図書館行こうかなー。
さて、今書き途中の群青(小)ルシアン時代のお話ですが、半分以上書き終わったかな。今書いてる分で、彼の歴史をどこまで書くかがまだ微妙に未決定なので、長さも未定なのですが、それでも半分は終わったはず。現在のところ80枚書き終えてます。
いい加減更新が止まって一ヶ月経ってしまったので、書きかけをちら見せ。
早くちゃんとアップできるように頑張ります。
リディリークは、日々淡々と与えられた任務をこなし続けていた。まるで何も感じていないかのような顔をして。
自分の手で殺した標的を、無言でリディリークが見ていた。氷のように冷たい、地にはいずる虫螻を眺めるような目で。見ている、つもりでいた。
そのリディリークの顔を見て、涙など流れていないのに、唐突にヴァレリが言った。
「何で泣いてるんだ、おまえは」
忌々しげにそうつぶやくヴァレリを、驚いてリディリークは見上げた。
「泣いてなんか」
けれどリディリークが、そう答えた瞬間。その目から、自分の意志とは無関係に、堰を切ったように涙があふれ出した。
「……え?」
リディリークが、自分の流したその涙に驚いて声をあげる。
盛大にためいきをついて、ヴァレリはリディリークの頭を乱暴にかかえると、自分の胸元にぶつけるように抱き寄せた。顔が見えないように。
「子供のくせに、何も感じないふりをするからだ、馬鹿」
「……違う、僕は別に」
黒いスーツに顔を押しつけられたまま、リディリークはいいわけをするようにそう言った。
「違わないだろう」
今日は群青のこと書いてたところをちょっと一通りざっと復習兼ねて(?)読み返してみてましたら、なんていうか、これだけチェックしてもまだ出てくる山のような誤字脱字誤文!
もうびっくりしちゃったのは、ウクライナがルシアンの東の方だとか書いてるのを見つけちゃって。西だろ、西。
何か私、右と左がわからない人みたいだなあ。
世界の地理に疎い私ですが、最近しょっちゅうウクライナ~ロシア地方、独立共同国家周辺の地図を見ていたので、今は合衆国よりあの周辺の方がまだ詳しいかも。
あと息子が、地図ブームで。国旗の本を読みながら、あの国は何処、この国は何処とやってるので、母もちょっとは詳しくなります。
息子は、今はブータンとウガンダに行きたいそうです。何故だ。しかも、今夏は沖縄に二週間程帰るのですが、四歳児の頭の中では、沖縄→飛行機乗る→遠く→きっと外国の近く、となってしまったらしく、「オレおきなわいったら、ぶーたんとうがんだにいくんだー」とか訳のわからんことを言ってます。
そして図書館の、ロシア周辺の資料一式はまだ誰かが借りておるようで、戻ってきておりません。うう。
貸し出し終わる前に、書き終わってしまいそうだ。別の図書館行こうかなー。
さて、今書き途中の群青(小)ルシアン時代のお話ですが、半分以上書き終わったかな。今書いてる分で、彼の歴史をどこまで書くかがまだ微妙に未決定なので、長さも未定なのですが、それでも半分は終わったはず。現在のところ80枚書き終えてます。
いい加減更新が止まって一ヶ月経ってしまったので、書きかけをちら見せ。
早くちゃんとアップできるように頑張ります。
リディリークは、日々淡々と与えられた任務をこなし続けていた。まるで何も感じていないかのような顔をして。
自分の手で殺した標的を、無言でリディリークが見ていた。氷のように冷たい、地にはいずる虫螻を眺めるような目で。見ている、つもりでいた。
そのリディリークの顔を見て、涙など流れていないのに、唐突にヴァレリが言った。
「何で泣いてるんだ、おまえは」
忌々しげにそうつぶやくヴァレリを、驚いてリディリークは見上げた。
「泣いてなんか」
けれどリディリークが、そう答えた瞬間。その目から、自分の意志とは無関係に、堰を切ったように涙があふれ出した。
「……え?」
リディリークが、自分の流したその涙に驚いて声をあげる。
盛大にためいきをついて、ヴァレリはリディリークの頭を乱暴にかかえると、自分の胸元にぶつけるように抱き寄せた。顔が見えないように。
「子供のくせに、何も感じないふりをするからだ、馬鹿」
「……違う、僕は別に」
黒いスーツに顔を押しつけられたまま、リディリークはいいわけをするようにそう言った。
「違わないだろう」
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