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モノカキブログ

日記兼更新記録。  最新更新分までのネタバレがあることはありますが、隠してありますので、どうぞご安心を。

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  • 03/29/20:30

永遠の謎

2-9更新しました。

そしてなんとなく予告編?煌と七都です。
三章を読んだ直後に繭さんが描いてくれたので載せてみたり。
まだこのシーンは先ですがおつきあい頂けたらうれしいです。
あきなな1あきなな2



昔からよく言われるのですが、私の書いたものは、大概「女の子が強い」そして「男共の印象が薄い」です(笑)
私は女なので、多分男性の実像がわからないんだと思います。結局、女から見た男というのは、理想や先入観がレンズに混じり込んだ状態で見ざるを得ないので、よくわからないままなのです。
でも恋愛というものは、それがきっといいんだと思います。ものを書くのでなければ。
私の友達に数人同性愛者の女の子がいましたが、彼女達がすごいなあと思うのは、恋愛相手も同じ女だから恋の手練手管は知り尽くしているわけですよ、そこがすごくタイトで騙しようがない。その状態で恋愛というものをやっていけるということでした。
それを見て、homo=同じ、というその「同じ」部分がきついよなあ、と感じ、同性と恋の駆け引きは、私には無理かもしれないと思いました。

そう思うと、分かり合えない、っていうのは良くも悪くも永遠の男女のテーマなのだろうなあ。
それゆえに腹も立ち、それゆえに一つ屋根の下で、もともと他人であるふたりが暮らしていけるんだと。
そんなわけで、私にとって男性というのは永遠の謎生物なのです。
だったらもう少女まんが的類型の男性をベースに書くしかないと。そういうと頭を使ってキャラクターを構築しているように思われるかも知れませんが、そんなことは私にはできなくて、要するに、自分が「萌え!」な男子を描くということに尽きるわけです。
これが私が今まで書いてきたようなヤングアダルト系の小説だと、そこまで萌えな少女漫画的男子を描いても話としてまったくおもしろくなく、それゆえに、「七都」では、今までになく男性陣を書くのが楽しいです。

ちなみに、私が今まで書いた小説の中の男で会心の出来だと自分で思ったのが、「きらら」の彼です。
今まででいちばん実像の男性に近づけたと自分では思ったのですがさて如何に。


次回予告:2-10は間抜けな尚釉と聖羅のつっこみでお送りします。



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