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モノカキブログ

日記兼更新記録。  最新更新分までのネタバレがあることはありますが、隠してありますので、どうぞご安心を。

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  • 04/26/15:23

レモンの木にメロンがなる *子育てのこと*

こににちは。
新しくなるのは日記ばっかりで、五章お待たせしてごめんなさい。
毎日カウンタばかりがまわるのが、そして何故か拍手が鳴り続けるのがもう申し訳なくて申し訳なくて。
そう思うならこんな暇つぶしのよーな日記を書いてないで五章を書けって感じですね。
がんばります。
これからお茶一杯飲んだらがんばりはじめます……。
……。

今日は仕事で、月一回の定例会議だったんですが、一名絵描きさん(と言ってもいわゆるイラスト描きさんでなく)がおりまして。なんとなく、絵本を作ろうか!って話で盛り上がってまいりました。
今まで子ども向けはトライしたことがないんですが、今年の幼稚園のバザーに出せるようにちょっとがんばってみよーかなー。
男の子達の日常をネタにしてるので、ネタ出ししただけで、子育て、特に男子を持ってない人にとっては多分、かなり下品極まりないですが。
もうね、奴等のやることと来たら、きれいにきちんと育てようとしてるお母様方からしてみたら、きっと触るのも嫌なくらいばっちく。しつけがなってない!と言われるような子らでございます。
でも別に、大人の目触りがいいしつけなんてしなくていいと、私は今はっきり思っている。
大人、特に子どもを持ってない大人は(子どもを持たなかった時代の自分も含めて)、「子ども」に大人の小さいサイズってだけの存在を求める。きれいでおとなしくて、大人のいる場所で大人のマナーを守れるような。それでいて、子どもらしく明るい、無邪気さと天真爛漫さも求める。無茶言うな。
自分がこどもだったときのことを考えてみたらいい。どれだけ迷惑だったか。
そして今、母達の見栄と理想のために、どれだけ子どもが窮屈な思いをしてるか。しかも当の母達はそれに気づかない。
気づけば、問題は90%解決したも同然だという。それはほんとうにそうだと思う。
子どもにとって必要なのは、手取り足取り先取りして、理想(と大人が思っている)の場所に導いてくれる手じゃなくて、ただもう、そこにいて、生きててくれてるだけですべてが完璧だ、それだけであとは何も求めるものなんてないっていう無条件の愛情なんだろうなと、私は思う。
そして子どもは、どんなに小さくても、自分で自分に必要なものを求めて、得て、育つ力がある。大人が手を引いてやらなければ、子どもはわからないことだらけだ、と思うのであれば、或いはそれは、子どもをちゃんと見たことがないんじゃないかと私は思う。自分の理想との差分としての子どもしか。少なくとも、子どもが自分で自分の成長のための糧を探し出して、それを求めて、達成する、その大人からしてみたら長い長いもどかしい時間を、じっと待ったことはないのではないかと。
いわゆる、「しつけ」というものをちゃんとやらないと、こどもたちは何もわからない、と思うんだとしたら、それは子どもが自分で、自分のための種を撒き育ち花を咲かせる機会を奪っているかも知れない。

大人には大人の、小学生には小学生の、二歳児には二歳児の責任のとりようがある、って。
二歳児を持て余していたそのときにはよくわからなかったけど、今ならすごくわかる。
二歳児が負うべき責任を、親が肩代わりしたりするな、そしてたとえ自分の子ども、しかもたったの二歳の幼子であっても、その子の責任は親でさえもう肩代わりなんてできないんだ、ってことかなあって。
そして多分、二歳児が負う責任というのは、「自分のための種を撒き育ち花を咲かせる」ような事なんだと思う。
親がその子の種をまけるとか、その子の花を育ててやれるなんて思うのは大間違い。それをやってしまったら、咲くのはその子の花じゃなくて、親の花だ。そしてそれは、多分、本人が咲かせたかった花とは違う。けれど咲いた花を見て親は喜ぶ。自分のおかげで、この子はこんなにきれいな花を咲かせた、って。
そしてレモンの木にメロンがなる。

けれどそれでいいんだと思う親もいるのかもしれない。
大きくなったレモンの木が、それで枯れそうになっても、親は鈍感にメロンを食べて喜んでいるのかも。


子どもの心を殺すのは親の理想だと言う。
まったく同意。
理想を持つなら自分にどうぞ。


……とまあ、ほんと創作と全然関係ないところで熱くなってしまいましたが。
今ちょうど、仕事でもプライベートでも、子育て関連のことに携わることが多く。まあいろんな難しさを痛感しております。

私にやれることは、ちいさな一歩を踏み出すこと。


……って、何がお茶一杯飲んだらはじめる、だー!
さあ書くぞ、書くぞってば。
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