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■ 長編小説を完成させた人へ15の質問 ■
完結したので、答えてみました。
かなりのねたばれを含みますので、ラストまで未読の方は、読まないでいただけると……。
というわけで、隠します。
■ 長編小説を完成させた人へ15の質問 ■
1.お名前、サイト名、完成した小説名をおしえてください。
桜沢麗奈 灯 七都
2.この話を最初に思いついたのはいつ頃ですか。また、書き終えたのはいつですか。
多分13年くらい前です。書き終えたのは1ヶ月ほど前。
3.実際の執筆期間はどのくらいですか。
一章は、何年も前からだらだら書いていたので、厳密にはわからないのですが、一章をまとめてサイトにアップしたのが2007年12月。ラストまで書き終えてエンドマークをつけたのが2009年8月末でした。そしてもうすぐ終了。
なので連載開始から終了までは、一年十ヶ月。
4.話の長さはどのくらいですか(原稿用紙換算枚数、プレーンテキストKB等)
この問いに答えるためと、DL版作るために、ちゃんと原稿用紙換算してみたら、なんと2047枚でした。2000枚超えてた。驚いた。
プレーンテキストで1366KB。メガになってた。ひええ。
5.登場人物は何人ですか。
主要登場人物は、七都、聖羅、優花、群青、煌、紅雅、尚釉で7人
あとそれなりに役割のあった登場人物は、凛々子、由可、嶺太、静、医者(名前ないし)、和由、桜、大将軍、蓉子、白亜、耀、大シスター、百合子で13人。
番外編で、ヴァレリ、アレクセイ、ニーナ、フローニャ、エゴールまでいれて5人。
回想にしか出てこないあや、蒼純パパ、その他ちょい役の、本物の月華、月華パパ、理真、結衣、(なんかもう懐かしすぎて忘れられてるんじゃないっ てキャラがいっぱい。私も誰か忘れてるんじゃないか)は数えなくていいか。ちょい役で名前ありキャラ、優花関連が多いなあ。さすが女の園。
聖は……入れなくていいね、いろんな意味で。だぶるし。
結構登場人物いるなあ。読者さんがが混乱してないといいけど……。
6.この作品はあなたにとっていくつ目の完成作になりますか。また、いくつ目の長編完成作ですか。
短編まで入れると、ちょっとわかりません。サイトから下げちゃってるのもたくさんあるし。長編完成作としてはこれが初完結品です。
7.この話を書こうと思ったきっかけは何ですか。
実は最初にいたのはあやでした。それから七都と聖羅が混じったような、二十歳前の女の子が頭の中に生まれ、次に、優花と凛々子を混ぜたような不思議なキャラが私の頭の中に。そして、煌と紅雅を混ぜたような男があらわれ。それぞれ分割されていきました。
8.書いているとき、気をつけていたことはありますか。
段落内で三人称的一人称の視点ができる限り回らないこと。でも特に後半部分は、それだと書きたいこと全部を表現しきれずに、何度も禁を破っております。
あとは、徹底的に自分の中の世界を掘り下げていくこと。
エンターテイメント作品として、読者の目を忘れないこと、どうすれば読者に楽しんでもらえるかということに常に心を砕くこと。
できる限り美しい文章を書くこと。脳内に生まれたヴィジョンをできる限りそのまま精細かつ効果的なインパクトをつけて描き出すこと。
それだけ気をつけつつ、あとは心の赴くままに、好き勝手に書きました。
自分の内面を深く掘り下げ、自分自身と徹底的に向き合う機会になった気がします。
9.話を書いている最中、楽しかったこと・嬉しかったことは何ですか。逆に、つらかったこと・大変だったことは何ですか。
とにかく、私が読みたい、書きたい話を書くことができて、それ何よりうれしかった。他人にとっては、所詮はアマチュア作家の大した出来ではない小説かも知れませんが、私のために、私の萌えにいちばん合致する、私のいちばん好きな小説を自分で作ることができました。
辛かったことは……書かなきゃいけないって思ってるのに、全然書けなかったときは、ちょっと辛かったです。今はもうその辛さも忘れてしまいましたが。
あとは辛かったってわけではないのですが、途中某キャラの所業に怒りのメールをもらいまくっていた時期があって、その怒りがあまりにすごいので(笑)私が怒られているような気になって、ちょっと感想メールを開くのが怖かった時期も。でもこれは、ありがたいことですね~。
10.書いている時、途中で投げ出したくなったりしましたか。
まったくなりませんでした。いつでも楽しかった。最後まで書き上げたかったし、書き上げられるだろうと思っていました。
11.この話で一番書きたかったことは何ですか。
革命小説と銘打ってる割には、恋愛を中心とした心の動きしか書いてない気もします。
なのでそれが書きたいんだと思います。
いつでも書きたいものは「愛について」です。
そして、あとから気づいたことですが、特にヒロイン三人には、私のいろいろな面がそれぞれ注ぎ込まれていたんだなあと思いました。書いていくうちに、自分の内面が具体化され、癒された気がします。特に聖羅を書いていて思いました(笑)
12.書き終わった時の気持ちをおしえてください。
書いちゃった、終わっちゃった、さみしい……。もう七都たちのことを書けないなんて。妄想できないなんて。どうしよう!
13.これからも長編小説を書きますか。
書きます。でももうちょっと短くしたいと思います。
14.長編小説に挑戦する人へアドバイスをください。
長編小説に限らず、小説や絵、すべての表現活動においてすべてそうだと思うのですが、表面をなぞって楽しむだけではなくて、表現というのはとにか く自分の内を深く深く掘っていくこと。ありのままの自分を探し出し、それととことんまで向き合って、漸く人の心に響く何かを創作できるのだと思うのです。 それがイコールオリジナリティでもあると思います。
趣味で小説を書いているだけの私が、アドバイスなんてできませんが、私が読みたいもの、見たいもの、私の心を動かすものは多分、そういう創作作品です。
15.この作品への思いの丈を語ってください。
思いの丈は……なんというか、今更語らなくても、「七都」を読めばすべてそこに入っているというか、一目瞭然と言いますか。
ここまでダイレクトにそれがわかりやすい作品も珍しいかと……(笑)
そんな感じで、長編小説を完成させた人へ15の質問でした。
読んで下さった方、ありがとうございます。
配布元:超・長編小説同盟
http:// asara.v elvet.j p/longn ovel/in dex.htm l
かなりのねたばれを含みますので、ラストまで未読の方は、読まないでいただけると……。
というわけで、隠します。
■ 長編小説を完成させた人へ15の質問 ■
1.お名前、サイト名、完成した小説名をおしえてください。
桜沢麗奈 灯 七都
2.この話を最初に思いついたのはいつ頃ですか。また、書き終えたのはいつですか。
多分13年くらい前です。書き終えたのは1ヶ月ほど前。
3.実際の執筆期間はどのくらいですか。
一章は、何年も前からだらだら書いていたので、厳密にはわからないのですが、一章をまとめてサイトにアップしたのが2007年12月。ラストまで書き終えてエンドマークをつけたのが2009年8月末でした。そしてもうすぐ終了。
なので連載開始から終了までは、一年十ヶ月。
4.話の長さはどのくらいですか(原稿用紙換算枚数、プレーンテキストKB等)
この問いに答えるためと、DL版作るために、ちゃんと原稿用紙換算してみたら、なんと2047枚でした。2000枚超えてた。驚いた。
プレーンテキストで1366KB。メガになってた。ひええ。
5.登場人物は何人ですか。
主要登場人物は、七都、聖羅、優花、群青、煌、紅雅、尚釉で7人
あとそれなりに役割のあった登場人物は、凛々子、由可、嶺太、静、医者(名前ないし)、和由、桜、大将軍、蓉子、白亜、耀、大シスター、百合子で13人。
番外編で、ヴァレリ、アレクセイ、ニーナ、フローニャ、エゴールまでいれて5人。
回想にしか出てこないあや、蒼純パパ、その他ちょい役の、本物の月華、月華パパ、理真、結衣、(なんかもう懐かしすぎて忘れられてるんじゃないっ てキャラがいっぱい。私も誰か忘れてるんじゃないか)は数えなくていいか。ちょい役で名前ありキャラ、優花関連が多いなあ。さすが女の園。
聖は……入れなくていいね、いろんな意味で。だぶるし。
結構登場人物いるなあ。読者さんがが混乱してないといいけど……。
6.この作品はあなたにとっていくつ目の完成作になりますか。また、いくつ目の長編完成作ですか。
短編まで入れると、ちょっとわかりません。サイトから下げちゃってるのもたくさんあるし。長編完成作としてはこれが初完結品です。
7.この話を書こうと思ったきっかけは何ですか。
実は最初にいたのはあやでした。それから七都と聖羅が混じったような、二十歳前の女の子が頭の中に生まれ、次に、優花と凛々子を混ぜたような不思議なキャラが私の頭の中に。そして、煌と紅雅を混ぜたような男があらわれ。それぞれ分割されていきました。
8.書いているとき、気をつけていたことはありますか。
段落内で三人称的一人称の視点ができる限り回らないこと。でも特に後半部分は、それだと書きたいこと全部を表現しきれずに、何度も禁を破っております。
あとは、徹底的に自分の中の世界を掘り下げていくこと。
エンターテイメント作品として、読者の目を忘れないこと、どうすれば読者に楽しんでもらえるかということに常に心を砕くこと。
できる限り美しい文章を書くこと。脳内に生まれたヴィジョンをできる限りそのまま精細かつ効果的なインパクトをつけて描き出すこと。
それだけ気をつけつつ、あとは心の赴くままに、好き勝手に書きました。
自分の内面を深く掘り下げ、自分自身と徹底的に向き合う機会になった気がします。
9.話を書いている最中、楽しかったこと・嬉しかったことは何ですか。逆に、つらかったこと・大変だったことは何ですか。
とにかく、私が読みたい、書きたい話を書くことができて、それ何よりうれしかった。他人にとっては、所詮はアマチュア作家の大した出来ではない小説かも知れませんが、私のために、私の萌えにいちばん合致する、私のいちばん好きな小説を自分で作ることができました。
辛かったことは……書かなきゃいけないって思ってるのに、全然書けなかったときは、ちょっと辛かったです。今はもうその辛さも忘れてしまいましたが。
あとは辛かったってわけではないのですが、途中某キャラの所業に怒りのメールをもらいまくっていた時期があって、その怒りがあまりにすごいので(笑)私が怒られているような気になって、ちょっと感想メールを開くのが怖かった時期も。でもこれは、ありがたいことですね~。
10.書いている時、途中で投げ出したくなったりしましたか。
まったくなりませんでした。いつでも楽しかった。最後まで書き上げたかったし、書き上げられるだろうと思っていました。
11.この話で一番書きたかったことは何ですか。
革命小説と銘打ってる割には、恋愛を中心とした心の動きしか書いてない気もします。
なのでそれが書きたいんだと思います。
いつでも書きたいものは「愛について」です。
そして、あとから気づいたことですが、特にヒロイン三人には、私のいろいろな面がそれぞれ注ぎ込まれていたんだなあと思いました。書いていくうちに、自分の内面が具体化され、癒された気がします。特に聖羅を書いていて思いました(笑)
12.書き終わった時の気持ちをおしえてください。
書いちゃった、終わっちゃった、さみしい……。もう七都たちのことを書けないなんて。妄想できないなんて。どうしよう!
13.これからも長編小説を書きますか。
書きます。でももうちょっと短くしたいと思います。
14.長編小説に挑戦する人へアドバイスをください。
長編小説に限らず、小説や絵、すべての表現活動においてすべてそうだと思うのですが、表面をなぞって楽しむだけではなくて、表現というのはとにか く自分の内を深く深く掘っていくこと。ありのままの自分を探し出し、それととことんまで向き合って、漸く人の心に響く何かを創作できるのだと思うのです。 それがイコールオリジナリティでもあると思います。
趣味で小説を書いているだけの私が、アドバイスなんてできませんが、私が読みたいもの、見たいもの、私の心を動かすものは多分、そういう創作作品です。
15.この作品への思いの丈を語ってください。
思いの丈は……なんというか、今更語らなくても、「七都」を読めばすべてそこに入っているというか、一目瞭然と言いますか。
ここまでダイレクトにそれがわかりやすい作品も珍しいかと……(笑)
そんな感じで、長編小説を完成させた人へ15の質問でした。
読んで下さった方、ありがとうございます。
配布元:超・長編小説同盟
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