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モノカキブログ

日記兼更新記録。  最新更新分までのネタバレがあることはありますが、隠してありますので、どうぞご安心を。

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  • 05/04/09:08

幼児、経済を語る

今日は息子がおもしろい話をしてました。

今日は川崎のコストコに車で行ったんですが、その途中、高層ビルが建ち並ぶ川崎駅付近を見ながら、夫と、川崎の経済と川崎縦貫高速鉄道線(地下鉄)の話をしていました。
それで、川崎駅~いわゆる川崎っていうところが経済的発展をするためにはどーしたらいいか、とかいろんな議論をしていました。
私と夫の共通意見としては、やっぱり「川崎」って名前が、イコール公害とかそういう、クリーンじゃないイメージなのがいちばんの問題だろう、だって川崎ってわざわざ行きたい気分にならない、それがいちばんの問題だよ、というところで、私は、いっそのこと、川崎は工業産業の街なんだから、それをもっと打ち出して街作りをすればいいんだよ、きらきら光る夜の工業地域を見下ろす高層ビルの最上階にカフェとかバー作って~、工業地域を見せ物化すればいいんだ、とか、微妙に誰の理解も得られそうもないような自説を延々語っておりましたら、そこに今日でちょうど六歳になる息子が入ってきました。

子「ねえねえ、かわさきにいっぱいひとがくるためのほうほう、おれかんがえたよー」
母「へー、どんな」
子「まず、みんなが言ってることをきく人をつくるんだよ、それでそのひとは、かわさきに、どんなものがあったらうれしいですか、って、たくさんの人から聞いてくるわけ。それで、こういうものを作ってくださいって言われたら、それを作ったらいいんだよ」
母「ほうほう」
子「それで、かわさきにすむひとをつれてくるためには、だます」
母「だます!?」
子「うん、かわさきにはこんないいものがありますよ~、こんないいところがありますよ~、って言って、だましてつれきて、住んでもらう」
母「……なるほどー」
子「とにかくさいしょは、みんながいってることをきいてくるひとをつくるんだよ、これがいちばんさいしょだよ」
と念を押されました。

結構面白かったです。っていうか的を射ていると思いました。
経済効果を狙う為に、その場所に需要があるものを作るっていうのは基本だし、そこに住む人を連れてくる、たとえばマンションを建てて、売り出し広告を出す時って、まさに「だます」だよなあ(笑)と思いました。
そして息子によると、一番大事なのは、人々の声を聞くという役目の人を作る、というところだそうです。何度も念を押されましたから。
子どもの言うことって、シンプルに真理を突いてくるものだなあと思いました。


そんな息子も、今日で六歳になります。
大きくなったなー。
あの日からもう六年経つんだね~。
きみが来てくれてかーちゃん幸せだよ。
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