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モノカキブログ

日記兼更新記録。  最新更新分までのネタバレがあることはありますが、隠してありますので、どうぞご安心を。

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  • 04/27/02:49

幼児、経済を語る

今日は息子がおもしろい話をしてました。

今日は川崎のコストコに車で行ったんですが、その途中、高層ビルが建ち並ぶ川崎駅付近を見ながら、夫と、川崎の経済と川崎縦貫高速鉄道線(地下鉄)の話をしていました。
それで、川崎駅~いわゆる川崎っていうところが経済的発展をするためにはどーしたらいいか、とかいろんな議論をしていました。
私と夫の共通意見としては、やっぱり「川崎」って名前が、イコール公害とかそういう、クリーンじゃないイメージなのがいちばんの問題だろう、だって川崎ってわざわざ行きたい気分にならない、それがいちばんの問題だよ、というところで、私は、いっそのこと、川崎は工業産業の街なんだから、それをもっと打ち出して街作りをすればいいんだよ、きらきら光る夜の工業地域を見下ろす高層ビルの最上階にカフェとかバー作って~、工業地域を見せ物化すればいいんだ、とか、微妙に誰の理解も得られそうもないような自説を延々語っておりましたら、そこに今日でちょうど六歳になる息子が入ってきました。

子「ねえねえ、かわさきにいっぱいひとがくるためのほうほう、おれかんがえたよー」
母「へー、どんな」
子「まず、みんなが言ってることをきく人をつくるんだよ、それでそのひとは、かわさきに、どんなものがあったらうれしいですか、って、たくさんの人から聞いてくるわけ。それで、こういうものを作ってくださいって言われたら、それを作ったらいいんだよ」
母「ほうほう」
子「それで、かわさきにすむひとをつれてくるためには、だます」
母「だます!?」
子「うん、かわさきにはこんないいものがありますよ~、こんないいところがありますよ~、って言って、だましてつれきて、住んでもらう」
母「……なるほどー」
子「とにかくさいしょは、みんながいってることをきいてくるひとをつくるんだよ、これがいちばんさいしょだよ」
と念を押されました。

結構面白かったです。っていうか的を射ていると思いました。
経済効果を狙う為に、その場所に需要があるものを作るっていうのは基本だし、そこに住む人を連れてくる、たとえばマンションを建てて、売り出し広告を出す時って、まさに「だます」だよなあ(笑)と思いました。
そして息子によると、一番大事なのは、人々の声を聞くという役目の人を作る、というところだそうです。何度も念を押されましたから。
子どもの言うことって、シンプルに真理を突いてくるものだなあと思いました。


そんな息子も、今日で六歳になります。
大きくなったなー。
あの日からもう六年経つんだね~。
きみが来てくれてかーちゃん幸せだよ。
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おしごとでした

きょう、というかもうきのうか。
……はおしごとでした。
若者と女性の働き方についての問題や現状などを勉強して参りました。
朝○新聞の編集者の方が講師だったのですが、もうとにかく聞いてついて行くのに必死でした。わからない単語はとにかくメモして、おうちに帰ってからウィキで調べて、「そうなのか~」と。

その後の実行委員会にも参加したのですが、議員同士の意見のやりとりなんてもう高度すぎてぽかーんと口を開けて見ているようなおばかさんのわたくしでしたが、いろんな話を聞いて、資料を読んで、頭がいっぱいでうーんうーんと頭を抱えながらふらふら帰ろうとしましたら、出口には網が張られていました。捕獲されて、原稿依頼でした。朝までに、広報に載せる原稿を書かねばなりません。

いつも思うんだけど、この原稿依頼、先に言ってくれないかなあ、そしたら聴き方もメモの取り方も変わるのに……(笑)

私、講義の内容をメモってると、その間話が聞けなくなっちゃうの。だから内容を頭にたたき込めなくなるのですよ。だからほんとうに聞きたいときは余計なことせず集中して聞きたいの。
なので基本的に、わからない単語とか、自分の中で出てきた疑問点しかメモらないので、あとは聞いて頭に叩き込んで、頭に入らない、流れていく部分は現在の私にとっては不必要、と思ってやっているので、自分のメモがあまり役に立たない……。

物事を自分にしかわからないアメーバ状にしか理解しないので、そのまま人に伝えることもできない。
だから私は小説を書くんだろうなあ、とつくづく思うのです。
自分の頭の中から、心の中まで落として、それでやっと表現できるという。
聞いたこと、勉強したこと、見たこと、知ったこと、全部私の身には絶対なってるんだけど、テスト的には役立たない。
実利的じゃない私の脳味噌です。別にそれでいいんだけど。
でも今日に限って言えば、それだと原稿が書けませんw

そして結局この時間までかかってしまった……。

切り口をどう選べばいいのかがわからなくて、結局2つ書いて送りましたorz
しかもふたつとも、100文字以上字数オーバーしてるし。

こういう原稿は、いつも、とてーもとてーも難しいです。
講義の内容をお知らせしなければならない一方、自分の意見も入れたいし、けれどあんまり偏った意見だと問題がある。(すぐ偏りすぎる私としては、ここ大事)
そして字数が少ない!わけよ!!
いっそ5000文字書いてくれと言われた方が楽です。
でも5000書けたら間違いなく余計な私の思想が過剰に入ることでしょう。

あしたも高速かっ飛ばして子をようちえんにおくっていかないといけないのに、あたまがさえちゃって寝られません。

のってきた

新作、うきうき書き始めています。
予定がなかなかあかないのが辛いところですが、やっぱりエンジンがかかれば何とか空けるものです。予定一杯の筈なんだけど、やっぱり好きなことをするためには時間が詰め詰めになっても気にならない。
七都の時もそうだったんですが、まずは頭に浮かんだシーンをパーツ事に時間も進行も何も考えずに書きためていきます。七都の時は、これを7年くらいやってました(笑)
次はそんなにやりません。もっと早く書きます。
七都を2000枚書いて、やっと小説の書き方がわかったよ。七都を書いてやっと、自分の文章スタイルが確立できた気がしています。
はじめて物語を書いたのが5~6歳、小説で同人誌を作り始めたのが14歳、本気で書き始めたのが23歳、それから十年ちょっと経ってやっと、そう思えたって、遅すぎだとは思いますが……。でも亀のようなのんびりしたあゆみで、一歩ずつ自分の道を進んでいくのは、悪くないなあと思う最近です。

とにもかくにも、小説書くのって楽しいなあ~~!
と思う、本日でした。
書いていたシーンはあやしいこと極まりなかったんだけど。(少なくとも七都にはない)

さて、今日は仕事で普段やってないことをしたので、体が痛い、痛いー、もうねる……。

銀色ランドセル……

皆様、お元気でしょうか、またもご無沙汰しております。
遅くなっていた感想、アンケートのレス、メール、16日分までいたしました。ありがとうございました、そして遅くなってごめんなさい。

新作、やっと少しずつ書き始めております。まだちょっとだけど、うふふ、楽しい~。七都とは全然毛色の違う作品、と自分では思っておりますが、きっと読んで下さる方からしてみれば、同じようなものなんだと思います(笑)金太郎飴のように、私の書いたものは、多分どこまでも私です。また女の子ふたりものだし。だって好きなんだもん……。
一応、ファンタジーの王道らしい、異世界召喚ものというのを書くぞ!と思って書き始めたのですが、どうしても私が書くと、王道から微妙に外れていく……。なんで異世界召喚が人気があるかとよく考えたのですが、読んでいる自分たちと同じ世界からファンタジーな世界にトリップして、そこで思いもよらずモテモテ、というパターンだと、そこに感情移入しやすく楽しい気持ちになれるから、みんな読みたいと思うジャンルなんだと最近気づいたのですが、私が書いた異世界召喚もの、別にファンタジーな世界に行っても女子的に美味しいところはないし(逆ハーとかはどうも私が萌えないので書けない)、世界観も甘くないし、せっかく現代から主人公を異世界に飛ばしたはずだったのに、やっぱり誰が主人公かわからなくなっていくし……。(これもいつも通りだなあ)
なんだ、もうどうでもいいや!といつも通り好き勝手なものを書き散らしています。

さて話は変わりまして、我が家の息子が四月から一年生です。
なのでランドセルを選びに行きました。
行ったのですが……
銀色ランドセル
息子、「おれはぎんのらんどせるがいい!」んだそうで、ほんとうに銀色のランドセルを選びました。
いやー、まさか銀のランドセルを買うことになろうとは……。
息子が2歳くらいの頃は、トロクスラーハウスのヌメ革のランドセルを買うはずだったのに、どこでこんなことにwww
これがトロクスラーハウスのランドセル。
トロクスラーハウス ランドセル
なんとも、親の理想通りに子どもは育たないものです。
銀色ランドセル、なんか、背負ってるとこのままロケットエンジンに火がついて、宇宙に行けそうです。
私、未だ、銀色のランドセルをしょってる子どもを見たことがないんですけど。まあ本人がこれでいいのなら、いいんです。
あとで誰も持ってない色のランドセルを持って後悔しようと、それは本人の経験で、親が先回りして、「目立つからやめなさい!」とか言うようなものでもないでしょ、と私は思っています。
というか、銀色のランドセルをしょった息子を見たあとだと、黒とか青のランドセルを試しに背負わせてみても、「つまんない……」としか思えなくなってしまった母です。
銀色のランドセルを背負って小学校に行くといいさ。

心に静寂

師走、と言うだけあります。ここ一ヶ月、予定がいっぱいいっぱいつまっています。
本来その状況は別に嫌いではないのですが、さすがにちょっと疲れてきました。

ここのとこ、どーにも書けないのです。
というか、書くってことに意識が行かない、散漫としすぎて。集中もできない。まとまった時間は取れなくても、無駄な時間は散らかってぽつぽつあるのに。

その原因が、今日友達の家でワイルドフラワーのカード見せてもらったときに、ちょっとわかったのでした。
物理的に忙しいのはわかっていたけど、その所為で、心も忙しくなっている。ざわざわしてて、落ち着かない。なんかずっと走ってる感じ。
これは、充実してる、じゃなくて、まさに、心を亡くすと書いて「忙しい」という状態そのものだと思いました。

少し落ち着きたい、でもどうやら大晦日までの私の全日程は埋まってしまった。
確かに仕事も含め、不本意な予定はつまっていない、全部自分で選んだことばかり。普段はそんな手帳を眺めても苦にならない。でもちょっと、忙しいがゆえに心が落ち着かないんだってことに気づいてしまった今、ひとつひとつは興味があることや楽しいことばかりの筈のスケジュール帳が、ちょっとだけ、心に重い。
心に静寂を取り戻す時間が取れないと、私は枯れる。
いくら人が好きでも、それとおなじくらいに、私はひとりの静かな時間が大事。

今したいことは、忙しい時間の中で、どうやって静寂を取り戻すか。
どうやってひとりになるか。
多分ひとりになる静寂の時間って言うのは、自分と向き合っている時間だと思う。

ああ、書きたいよー。
書きたくてむずむずしているのに、自分の世界がわさわさしていて、クリアにならないので、書けない。
雑音だらけで研ぎ澄まされるなにものもない。
こういうの、疲れたって言うんだと思う!
明日もやっぱり予定が三つ……。午前中はフラメンコ、お昼に幼稚園の子どもたちの発表の見学、午後はビジネスっていうか経済っていうかそんなもの勉強会、と……。どれも楽しみの筈が、なんかずっしりと来ます。

こんなふうに予定がつまっている中で、自分を静穏に保つ方法を知っている方、いましたら伝授してください。

とりあえず大きく息を吐いてみる。 呼吸は大事。

あー。新作が書きたい~。